八ん場ダム再開 ― 2011年12月23日 11時04分30秒
政府は改めて「八ん場ダム」工事の再開を決定した。と国交大臣が発表した。
しかし民主党に中には「マニフェスト違反」として反対する議員が少なからずいると言う。特に前原政調会長は「閣議決定させない」と強い口調で発言している。これでも民主党は一つの党なのだろうか。
元々は一つの党だったわけだから、思想的にこれほどの違いがあったとは思えない。つまり、主に政権を維持するために官僚にすり寄って、その方針(従来の方針)に従ってきている議員と、元々の民主党の考えを維持したい議員との争いであるように感じる。
マニフェストが次々に崩れてきているのは、勿論「ねじれ国会」がるが、それ以上に官僚政治に戻っていることが大きな原因ではないかと思う。
我々が民主党への政権交代を希望したのは、この従来からの官僚政治を排して、政治主導で政策を決めることだったはずであり、その根本のところで路線を外れてきた以上再度政権を選び直す必要があるのではないか。
コメント
_ pon ― 2011年12月27日 20時51分05秒
_ KAJI ― 2011年12月27日 22時37分48秒
ponさん、確かに選挙用に作ったマニフェストを4年間貫くと言うのは不可能かもしれません。しかし変えなければならなくなった理由が問題なのです。
1つはおっしゃってますように世の中の状況が変化して、対応できなくなった場合ですが、その場合はきちっと説明すれば理解できると思います。
もう一つは民主党が政権交代を実現した根幹にかかわるマニフェストです。政治主導にしても公務員の天下りにしても、或いは八ッダムも入るかも知れません。これらは状況が変わったいうよりは、民主党の根本思想が変節してしまったと言えるものです。
こんな状況なら自民党の政権と同じやり方で、大騒ぎして政権交代を選んだ国民の意思を全く無視したものだと思うのです。
我々としては「こんな政権を選択した覚えはないよ」と言いたいのです。
1つはおっしゃってますように世の中の状況が変化して、対応できなくなった場合ですが、その場合はきちっと説明すれば理解できると思います。
もう一つは民主党が政権交代を実現した根幹にかかわるマニフェストです。政治主導にしても公務員の天下りにしても、或いは八ッダムも入るかも知れません。これらは状況が変わったいうよりは、民主党の根本思想が変節してしまったと言えるものです。
こんな状況なら自民党の政権と同じやり方で、大騒ぎして政権交代を選んだ国民の意思を全く無視したものだと思うのです。
我々としては「こんな政権を選択した覚えはないよ」と言いたいのです。
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マニュフェストとよく言っていますが、任期満了まで議員であった場合、4年間はその約束は続くというのは国民は思っていないのではないでしょうか?
前提が大きく変わってくる場合も多いと思います。
そういった中でマニュフェストは変更を余儀なくされてくる場合もあると思います。
ただ、このダムの場合、いかにも急浮上してきたもののひとつだと思います。
八ツ場ダムとするのではなく、まだ未着のものがあると思います。
そういうものに手をつけるのが得策ではなかったのだろうか・・・。
地元住民の苦渋の決断を炯々に扱った結果のツケは必ず回ってくると思います。