北朝鮮の将来2011年12月19日 19時17分38秒

 今日は昼ごろから金正日総書記の死去の話題で持ちきりである。一つの時代を画すことは間違いないが、その将来について考えてみたい。

 北朝鮮の国民は未曽有の圧政の中で、例えば中東等で起きているような民主化運動が起きて、解放されれば一番いいが、騒ぎを起こそうとしてもバックに中国が控えていることから、簡単には成功するとは言えないように思う。(中国も含めて民主化運動が展開されれば分からないが。)

 後継の金正恩を中心にして、従来の路線を踏襲すると言うのは北朝鮮国民にとっては最悪の筋書きであるように思う。国はますます疲弊し、国民は引き続き飢えに苦しむことになる。

 第3の道として、中国が全面的に介入して、北朝鮮を中国の一地区として管轄していくような筋書きが実現できるとしたら、中国で成功した「市場の開放経済」の路線に載って、国内経済の改造が進めば、少なくとも経済的には今よりは格段によくなるのではと思うし、実現可能な最良の道であるように思う。


コメント

_ 朗子 ― 2011年12月21日 14時17分53秒

何処までが、真実で、何処までが想像上の噂か解らない意見が
TVの画面で飛び交っています。昨日までは、妹と其の夫が権力の中枢に座りそうな意見が、飛び出していましたが、今日はどうやら三男が順当に後を継ぎそうな話に落ち着きましたね。
海外で勉強して、少しは他国の常識も理解できそうな若者が
権力を引き継いで、少しは常識的な路線に戻して欲しい気がします。今までの「気違いに刃物」的な方向から、少しでも世界の中の自国の存在を、客観視できる人物で有って欲しいと願うのみです。

_ KAJI ― 2011年12月21日 16時57分46秒

朗子さん、お立ち寄りありがとうございます。

 誰がトップに立ったとしても、実質的には軍部が国を動かして行くのではないかと思っています。ですから、旧日本軍のように暴走してもらっては困りますよね。中国の強い後押しで、市場経済の方向に進んでもらいたいと願っています。(軍部は統率上、何か事を起こそうとするのですかね。それが心配です。)

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック