戦中生まれと戦後生まれ2018年01月25日 15時23分55秒

 厳密にいうと、終戦前に学校行っていたかどうかで大きく認識が変わるというお話。


 昨日老人会で「童謡唱歌を歌う会」があり、みんなで楽しく歌いました。その中で「雲にそびゆる高千穂の 高根降ろしに草も木も・・・・」という紀元節の歌がかかった時に、自分を含めて戦中派は苦も無く歌えるのに、戦後派は「そんな歌聞いたことない」という反応でした。

 そしたら今日の朝日新聞の「折々のことば」に
  戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。だが、戦争を知らない世代が政治の中枢となった時はとても危ない。(田中角栄)
というのがあった。

 頭でわかっていても、実際の経験がないとほんとには分かっていることにはならない。


コメント

_ 淑子 ― 2018年02月21日 15時23分33秒

私も戦中派です、絶対に二度と戦争は起こって欲しくない。

 そうですか、童謡唱歌の素晴らしさを知らない世代が有る
とは,,,
可哀相ですね〜

_ KAJI ― 2018年02月22日 08時59分14秒

 淑子さん、コメントありがとうございました。

憲法を変えてでも、戦争のできる国にしようとしている安倍内閣に大変危機感を持っています。同じ自民党でも先日亡くなりました野中広務さんなんかは戦争だけは絶対に起こしてはいけないと、
常々おっしゃってました。

最近の人が童謡唱歌を知らないというのではなくて、当時軍国少年だった私たちが習った戦争賛美の歌は戦後完全に禁止されましたので、彼ら戦後生まれの人たちは聞いたこともないということになるわけです。それはいいことなんですけれども、それによって戦争の悲惨さが伝わらないのが残念です。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック