使用済み核燃料の廃棄2012年01月23日 09時18分10秒

 10年後に原発を全廃すると宣言したドイツでも「使用済み核燃料の廃棄処理」について、従来廃棄場所としてきた村が、福島の事故をきっかけに反対を表明したとか。

 福島で事故を起こした日本で、場合によっては原発を60年間稼働させると言う。今までに出てきている核燃料の廃棄物だけでも莫大な量になって、各原発と核燃料処理施設のある六ヶ所村にある貯蔵庫も満杯になっていると言う。最終処分場は未だに決まっていない状況にある。

 一連の処理プロセスを決めないで、原発政策を進める政府の無責任さに空いた口がふさがらない。莫大な財政赤字と共に、これも後世の人たちに先送りするつもりなのだろうか。

 火星に向かって有人ロケットを打ち上げる計画があるようだが、核廃棄物を火星に持っていこうとしているのでないことを祈る。


コメント

_ pon ― 2012年01月30日 22時28分16秒

全く同感です。

既に将来どうなるのかわかっているのに、今がよければいい。
将来のことは将来の人が考えるさ・・・的な発想が最近多いような気がします。
これは現政権政党だけを非難するわけではない。
今まで何をしてきたのか・・・すべての政治家に問いたいものである。

どうするつもりであったのか・・・と。

_ KAJI ― 2012年01月31日 09時52分12秒

 原発を推進してきた政治家の人たちは自分たちの利権に安住して、金儲けができればいいと言う魂胆だったのでしょうね。情けない。

 こんな大きな事故が起こって、何十万と言う人たちに迷惑を掛けておいて、まだ原発が止まらないというのはどういうことでしょうかね。電力が足りないとか、言ってる場合ではないように思いますが。

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