使用済み核燃料の廃棄2012年01月23日 09時18分10秒

 10年後に原発を全廃すると宣言したドイツでも「使用済み核燃料の廃棄処理」について、従来廃棄場所としてきた村が、福島の事故をきっかけに反対を表明したとか。

 福島で事故を起こした日本で、場合によっては原発を60年間稼働させると言う。今までに出てきている核燃料の廃棄物だけでも莫大な量になって、各原発と核燃料処理施設のある六ヶ所村にある貯蔵庫も満杯になっていると言う。最終処分場は未だに決まっていない状況にある。

 一連の処理プロセスを決めないで、原発政策を進める政府の無責任さに空いた口がふさがらない。莫大な財政赤字と共に、これも後世の人たちに先送りするつもりなのだろうか。

 火星に向かって有人ロケットを打ち上げる計画があるようだが、核廃棄物を火星に持っていこうとしているのでないことを祈る。