ホワイト・バンド2005年08月19日 21時10分34秒

 一週間ほど前に注文していたホワイト・バンドがようやく入手した。幅12ミリぐらいのシリコン樹脂のようなもので出来ている腕輪で、表面にアスタリスクが3個掘り込んである。現在世界で3秒に一人の子供が飢えて亡くなっていること表しているとのこと。
 これを購入することで、多少ともそれらの子供たちへの救済事業に役立てようということと、同時にこれを身につけることによって(赤い羽根と同じように)より多くの人にこの運動に参加してもらう動機付けになればとの意図である。
 このホワイト・バンドは全国に書店で売っているが、現在では人気があってなかなか入手できない。全体としてこの運動が目的とする救済事業にどれほどの力になっているの分からないが、豊かに暮らしている先進国の人たちに、この種の認識をしてもらうことは必要だと思う。

コメント

_ ちぐれ ― 2005年08月21日 16時42分35秒

ホワイトバンドを買って貧困者救済に役立っていると思っていますか?
アフリカの困窮者には一銭も渡ってないのですよ。政府に働きかけなければならないのですよ。

<a href="http://www.hottokenai.jp/white/300yen.pdf">300円の内訳</a>
30% ホワイトバンド原価および製作経費
40% ホワイトバンド流通費
30% 世界の貧困をなくすための活動費
 20% 【貧困克服・ホワイトバンドプロジェクト啓発広報活動費】
       ・広報活動費(媒体制作費、デザイン費、編集費等)
       ・広告宣伝費
       ・イベント制作費(ホワイトバンド・デー等)
       ・WEB製作・メンテナンス費
       ・ホワイトバンド問合せ対応等事務局費
 10% 【貧困問題の解決に資する政策変更のための活動】
       ・政策研究・調査
       ・アドボカシー活動
       ・市民社会組織のネットワーク構築
       ・貧困の解消に向けた取り組みに関する啓発活動
        (地球市民教育・開発教育を含む)

_ KAJI ― 2005年08月21日 20時29分15秒

ちぐれさん、私達の仲間でも殆ど貧困者の救済に役立っていないのではと言う議論はしました。この購入費が全く現地に届いていないかどうかは分かりませんが、「募金」と言うのは大なり小なりこの程度の貢献なのだということになりました。
  私自身としては世界の子供たちが貧しさゆえに沢山死んでいる事実を理解し、何とか助けて上げたいと言う意思があることを示しているとご理解下さい。
 私はそのほかにもフォスタープランにも、ユニセフの運動にも参加しています。

_ ちぐれ ― 2005年08月22日 20時50分54秒

 わたしもフォスタープランには5年ほど参加していましたが、当人周辺にわたるのが1割未満と聞いてやめました。いまはグリンピースのみですね。
 街頭募金してよいことをしたと自己満足に浸るよりは、政府を動かすために選挙に行くことが必要と思います。今度の選挙の投票率は60%を超えるでしょうか?

_ KAJI ― 2005年08月22日 23時07分50秒

ちぐれさん、募金活動と言うのは所詮1割以下の貢献だそうですので、ある意味自己満足だけかもしれません。それでも本当に必要としている人に渡るのならいいのかもしれません。
 ホワイトバンドの製造原価が300円X30%=90円と言うのは私もホームページで知ってはいましたが、実際に手に入れてシゲシゲと見ますと、こんなものに製造原価が90円も掛かるはずはないと思いました。せいぜい10円ぐらいで出来るのではないでしょうか。流通経費の大部分は本屋へのマージンでしょうから、これも一寸高すぎますよね。その意味では貧しい人に渡る以前にかなりうまい汁を吸われているようです。

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