郵政民営化2005年08月06日 07時43分48秒

 いよいよ明後日月曜日に「郵政民営化」法案の参議院での採決がある。私は従来から郵政民営化については大賛成論者で、お金をめぐる大きな利権でもある郵政3事業を官僚の手から民間に移すことはこれからの日本の進む道の中で必須条件であると思っている。
 衆議院はかろうじて通過したものの、参議院では反対勢力が強くて、今日現在の予想では否決されそうな情勢とのことである。不思議なのは賛成する人も反対する人も必ずしも郵政民営化の論議とはかけ離れた所で決めているようである。
 これらの成り行きを見ていたら、郵政法案の成立以前に、小泉さんの言う自民党を先ず壊さないとどうにもならないと感じるようになってきた。つまり、郵政民営化法案が否決されて、衆議院が解散され、総選挙に当たり、自民党の造反組みを切り離すことで金と利権の体質から離別することの方が大事な案件であるように思い始めた。
 その意味から参議院での法案の否決が日本の政治システム改革のスタートであると思う。円と株は値下がりするだろうけど。