増税法案に対する賛否2012年06月25日 09時40分26秒

 増税法案についての民主、自民、公明三党の合意が出来て、明日26日に衆議院で採決されると言う。焦点は小沢さんのグループを中心に54人以上の造反が出ると、民主党自体が衆議院で過半数割れを起こし、この増税案は自民、公明の賛成で通過するが、以後の政府提案予定の法案に対して、否決されだけでなく、内閣不信任案が可決する可能性すらあると言う。

 現在、この法案に
対する民主党内での賛成派、反対派が中間派の議員に対して、自陣への引き込に躍起になっていると言う。賛成派議員は党内での審議を経て決めたことなので、等の方針に従うのが当然であると主張しているが、民主党が国民との約束の大部分を保護にしてしまっている事実をどう総括するのだろうか。

 いずれにしても、現在の民主党の議員は賛成派に回るとしても、反対派に回るとしても、このままでは次回の選挙で大多数が落選することは自明であり、議員の皆さんもそのことは十分理解していると思う。

 その対策として、賛成派は増税法案に対する三党合意を軸に、この三党での大連立を模索しているやに聞くし、反対派は新党を作って、橋下さんや石原さんなどが中心になって新しく勃興してきている勢力との連携を深めようとしているように感じる。

 どちらがどのように勝つか分からないが、自分たちのことだけではなしに、国民の目線でやって欲しいし、国民の側も彼らの意図を十分見抜いて、慎重に選ばなければならないと痛切に思う次第である。何れにしても一番改革しなければならないのは霞が関だと言うことを十分認識の上、選びたいと思う。