小沢さんの公判2011年10月08日 12時11分20秒

 小沢さんの公判が始まった。個人的には小沢さんの無実が証明されればいいと思っているが、小沢さんは公判で、「この裁判は全く根拠のないもので、直ちに中止すべきである。」と言うようなことを述べたと言う。

 後半の後の記者会見をテレビで見たが、小沢さん自身は大変な気負いようで、語気激しくこの裁判の不当性を訴えていた。中で、記者からの「証人喚問に出て説明しないのか」と言う質問に、三権分立を持ち出して、司法と立法は違うのだと諭していたが、それなら「自分の起訴が不当で全面的に無罪である」と言う主張は司法権を侵していることにならないのか。無罪かどうかを決めるのはご自分ではなくて、司法の仕事だからである。

 小沢さん本人がほんとにやましいことが全くないと言うのなら、何を言われても泰然としていればいいのではなかろうか。ここからは私の推測であるが、p沢さんたちがやったことは現行の法律には抵触しないものの、道義的には公表できないので、内容がしゃべれれないと言うことではなかろうか。

今まで、小沢さんを応援してきたつもりだったが、今回の態度を見て何となく不純なものを感じるのは私だけだろうか。


コメント

_ 朗子 ― 2011年10月08日 17時46分11秒

小沢さんがお好きだったとは、思いませんでした。
政治家として大物だとは思っていたのですが、嫌いでした。
民主党の中では、政治を知っている人だとは思いますが
手は汚れていると思います。
こんな時に病気になるのは運勢が下降線にあるんじゃないかと思います。

_ KAJI ― 2011年10月08日 22時04分18秒

 朗子さん、それほど確信があったわけではないのですが、官僚は自分たちに都合の悪い人物が出てくると、マスコミを使ってあることないこと言いふらして追い落とそうとします。

 そんなマスコミの宣伝に大部分の国民が洗脳されてしまうのです。小沢さんのことについても、そのような官僚の追い落としの宣伝に大部分の国民が載せられてきているのだと信じてきました。

 しかし、今回の会見を見ていると、なんか落ち着かなくて、、やたら強がりだけが目立って、がっかりしました。ほんとに自分が無実だと信じているのなら、黙って見ていればいいのではないでしょうか。ちょっとがっかりしました。

 病気に逃げたとも解釈できますね。何がほんとか分かりませんね。

_ 甚六 ― 2011年10月12日 21時11分12秒

小沢氏の言う司法の不当性ですが、例えば、検察審査会のメンバー11名が、初回と入れ替わっている筈の二回目ともども平均年齢が30歳台で、全く同一数値だという確率的に有り得ない現象が氏名非開示のもとで起こってます。
その他、審査日程なども実に不可解で道理に合わない運営も為されていたり、執拗で露骨な小沢降ろしが司法(官僚)・メディアのスクラム体制により長年にわたって講じられています。
多くの国民は真実を伝える情報に疎く、マスコミに依る洗脳によって小沢に関するマイナーなイメージに毒されています。
事は好き嫌いの問題ではなく、小沢氏の政策が既得権益のぬるま湯に使ってきた勢力や制度への切り込みを余儀なくされることを恐れるサイドが必死の防戦に挑んでいる、その謀略性にこそ座視できない問題があります。
今や「政治とカネ」は小沢氏に対峙する側にこそイビツな形でヴェールに包まれつつ適法の名の下で蔓延っていると申せましょう。
小沢氏に対峙する政治家達にしても、決して政策で論争をする場を持とうとは致しませんね。
それは、勝ち目が無いのを痛いほど知り尽くしているからに違いありません。

_ KAJI ― 2011年10月13日 14時12分33秒

 甚六さん、お久しぶりのお立ち寄りありがとうございました。

 小沢さんに対する評価が、マスコミの宣伝でいびつになっていることは、私もそう考えていますし、誠に残念なことです。その意味では甚六さんと同じような捉え方をしている積りです。

 唯、先日の小沢さんの会見では「私は無罪で、何らやましいことをしていない」とおっしゃっているだけで、何ら中身についてはお話になっていないのと、質問した記者を捕まえて、「勉強してから質問しろ」と言ったエキセントリックな言動が目立ちました。

 ですから私は「「小沢さんがもっと冷静に応答して欲しかったと感じただけです。

 田中角栄は戦後に日本が生んだ素晴らしい首相だったと思っています。その素晴らしい業績を考えると、多少汚い金が渡っていたとしても、それは次元の違う話であって、(或いは、必要悪であって)何ら彼の功績に傷をつけるものではなと思っています。

 小沢さんが状況としては似たようなシテュエイションだったしても、やはり救国の士であることに変わりはありません。何とか力を発揮していただける場を提供したいですね。

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