暴力団排除条例2011年09月30日 08時31分07秒

 各県で「暴力団排除条例」をだして取締りに精を出していると言う。ある不動産屋が部屋を貸した相手が暴力団かどうかわからないときには警察に聞けば教えてくれそうです。これっておかしいと感じませんか。

 暴力団の定義として、
  ”暴力団(ぼうりょくだん)とは、組織された暴力を使って金品の利益などの私的な目的を達成しようと、日本を中心に活動する反社会的な集団で犯罪者の一つ。暴力団の構成員を主に暴力団員(ぼうりょくだんいん)やヤクザと呼ぶ。生き残りのため系列に政治団体右翼団体)や合法的な会社(企業舎弟)を傘下に組織することがある。”

 これを読む限り、暴力団と言うのは犯罪者集団なのだから、一般の市民が気を付けて排除しなければならない問題ではなく、最初っから警察なり検察が全員犯罪者として検挙すれば済むことではないだろうか。勿論、そうすれば地下に潜る団員も出てくるだろうが、少なくとも表に「暴力団」として存在している人たちを犯罪者として検挙してはどうだろうか。

 ある食堂の店主が「店で客とトラブルになった時に、暴力団の人に仲裁してもらうことがあるので、「みかじき料」は払っている。」と匿名で話していたが、本来このようなトラブルはどちらに責任があるにせよ、警察の仕事ではないだろうか。警察はこのようなこまごました日常のトラブルには手が回らないから暴力団を使って解決しているというのだろうか。

 この問題は我が国だけの問題ではなく、各国にあるようだから、人間社会のかなり本質的な問題かもしれないが、排除を市民に求めるのではなくて、警察当局が取り組むべき問題ではなかろうか。


コメント

_ 朗子 ― 2011年10月05日 19時44分26秒

ご無沙汰していました。余りにしつこい暑さに遣られてしまい
もう駄目か…と思うほど参っていました、と思ったら急に寒くなり今度は風邪引き…抵抗力がなくなりました。
泥鰌内閣も、今一つ信用できない所が有ります、と思われませんか?政治家は誰一人信じられない時代に、国難とも言える
天変地異が起こりそうな気配です。
やくざの題名に関係のない事を書いてゴメンナサイ。
警察がどんなに張り切っても、暴力団が無くなりそうも有りませんね。互いに利用する事があるからだと言う、噂も聞きます
勿論政治家も関わっているようですし、こうなると止めさせられた琴ケ浜など気の毒ですね。
話は飛びますが、この所よく「古賀さん」がテレビのコメンテーターとして発言していますね。拍手を送っています。
久し振りなので、テーマに関係ないことまで、長々書きまして
申し訳有りません。タイトルがの朝顔はとても素敵です。今頃
何を(何ヶ月も前から思っていましたが…)今家では朝顔が
よく咲いています。急に寒くなって可哀相です。

_ KAJI ― 2011年10月05日 22時04分57秒

 朗子さん、ご無沙汰で済みません。体調がお悪いようですが、「病は気から」と言いますから、どうか気力を強く持って行ってください。

 古賀さんのことはこの前の評論で書きましたが、彼の出番がないと言うことは、公務員改革ができないと言うことだと思いますので、次の選挙で彼の力を生かせるような政権が誕生することを願っていきたいと思います。

 暴力団の話はおっしゃってますように、これを根絶できる警察の体制はないのでしょうね。このような不透明な団体が活躍できる社会と言うのは情けない限りです。

 ユーロもおかしくなってきていますし、アメリカも政情が不安になってきています。何か不穏な空気が漂っているようです。世界はこれからどうなっていくのでしょうね。心配です。

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