安倍首相の暴走を止めろ2015年02月25日 09時10分49秒

 安倍首相の暴走が止まらない。どうしても日本が戦争の出来る国にしたいようだ。集団的自衛権に名を借りて、海外派兵については、その範囲を拡大しようとしているし、軍備の増強を進めているし、我々戦前、戦中派からすると、「何故?」と思うことばかりである。

 今の野党にこれを止める力はない。しかし、与党の中で、殊に自民党議員の中で、「これは間違っている」と思っている人はかなりいるのではと推察するが、誰も声を上げないのは何故なのだろうか。アベノミクスが多少とも景気浮揚に貢献している現在、この経済政策に「異を唱えている」と間違われることを恐れて、声を上げないのだろうか。

 同じ自民党でも、引退された古賀さんや野中さんは「安倍政権は間違っている」と公言している所を見ても、自民党的な思想でも、この進め方は大変危険だと言う認識だと思う。

 第一次世界大戦が終わって、1927年に始まった世界的な大恐慌の中で、当時のドイツはワイマール憲法と言う民主的な憲法の中でさえ、ヒットラー率いる労働党はユダヤ人排斥と言う切り札で景気を回復しながら、あれだけの暴挙をやってのけるまでに、のし上がっていった経緯を見ると、今の安倍政権と重なるところが多々あるように思う。

 同じ与党とはいえ、公明党では弱小で大したことは期待できない。やはり、心ある自民党の有志が結束して立ち上がり、この戦争への流れを止めてもらいたいと願うのは、自分だけではないと思う。


コメント

_ とろ ― 2015年02月25日 10時29分46秒

そうですね。
様々な点で暴走気味であることは何となく感じます。
安保法制もそうですが、それに関係する憲法改正・大臣の辞任問題でも、議席にものを言わせているような気がします。
自民党でも、結局は安倍さんのもとで勝ったという実績があるわけですから、これはどうしようもない。
野党も重箱の隅を突くようなことしかしない。
いつまでも緊張感がないと感じられる国会中継。
もっと、しっかりとした議論をして欲しいものです。
いったい、どうして自衛官が銃を持って戦うことをよしとする発想が出るのだろうか・・・。
私には到底理解できない。
日本国民にできる国際貢献はたくさんあると思うのですが・・・。

_ KAJI ― 2015年02月26日 09時01分54秒

 とろさん、毎度お立ち寄りありがとうございます。

 安倍さんは何時までもアメリカの庇護のもとでぬくぬくとしているのではなく、自分たちの軍隊が出て行けるようにならないと、一人前ではないと思っているのではないでしょうか。とんでもないことだと思います。

 そんなことより、外交的な力を研くことの方が大事で、その意味では北朝鮮の方が遙かに進んでいるように思います。アメリカの支配下の中での外交ですから、自ずから制約があると思いますが、中国や韓国とも、もっと実のある外交が出来るような力があればと思います。

 自民党の議員先生たちは票のことばかりが気になっているようで、ほんとに国民のために政治をやろうと言う人が見当たらないのは残念です。

_ とろ ― 2015年02月26日 10時42分56秒

まず「自分たちの軍隊」という認識を改めて欲しいですね。
農水大臣の辞任の際も、内閣に申し訳ないという言葉があったような気がしますが、違うでしょ?です。
すべては国民のために彼ら・彼女らは存在しているのです。
何か勘違いしているような気がします。
国民のための自衛隊であり、国民のための大臣であり、国民に対しての謝罪であるべきです。
それに、もっと外交に力を入れて、日本らしさというものを見せて欲しいです。
話がそれますが、先日NHKの籾井会長と民主党の階議員とのやり取りが放送されましたね。
階議員がくってかかってように見えたものです。
あの言い方はないと思います。
両者ともです。
日本の議員というのは、どうも立場を勘違いしているような気がします。
本当に国のことを思うなら、相手のことを思うなら、あのような言動は出ないはずです。
きっと自分は頑張っているんだってアピ-ルしたかったんでしょうが、大きな勘違いです。
安倍さんといい、内閣といい、野党議員といい、これでは舐められても仕方ないと思います。
それにしても、今の安保のあり方は間違っている。
どうすれば暴走は食い止めることができるのだろうか・・・

_ KAJI ― 2015年02月26日 17時19分10秒

 とろさん、ご自分で立候補して、政治家になられたらどうでしょうか。若い人が立ち上がらないと、政治は変わらないと思います。

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