自民党議員の腐敗2015年02月28日 15時42分29秒

 現在進んでいる来年度予算を審議する議会で 自民党の大臣から数々の不透明な金集めの実態が明らかになっている。既に辞任した西川元農相に続いて、下村文科相、望月環境相、更に上川法相が補助金を受けている企業から献金を受けたと指摘されている。

 いずれの大臣も異口同音に述べていることは
   1)法律には違反していない
   2)しかし、疑惑を招かないようにすべて返金処置をした
と言うことである。これって何かおかしい。法律が不完全で、抜け穴だらけだと言うことなのだろうか。

 自分がここで問題にしたいのは、これらの情報が大手のメディアからではなく、「週刊文春」とかと言うマイナーのメディアからであることである。

 最近自民党政府は主要各メディアに対して、「公平な報道」を謳いながら、言論統制を厳しくしており、この種の政府の恥部についても、大手メディアは調べに手を付けないのか、分かっても公表しないのか、いずれにしても沈黙を守っているのに対し、弱小メディアは(売らんかなもあるだろうが)勇敢にこの種のネタを取り上げているようである。

 大臣の汚職(?)についての報道だけではない、今まで多少ともこのような政府の締め付けに抗して、真実を報道してきたテレ朝の「報道ステーション」のスタッフも、新年度の編成の中で大幅に刷新されるされると言う。

 我々は日常、どのような手段で真実の報道を求めて行けばいいのだろうか。自分の子供の頃に経験した「大本営発表」のまやかしを思い出す。


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