車内での携帯電話2007年02月08日 20時12分48秒

 バスに乗ると、必ず「車内では携帯電話の電源をお切り下さい。」というアナウンスが流れる。さすがに電車では「シルバーシートの近くでは、電源をお切り下さい、それ以外ではマナーモードに設定してください。」と言っている。一応建前は「携帯電話の微弱な電波が心臓のペースメーカーに影響を与える可能性があるからというものである。
 当局はどこまで問題があると思ってこのようなアナウンスを流しているのだろうか。或いはこのアナウンスを聞いた乗客の何人が携帯の電源を切っているだろうか。さすがに外から掛かってきた時は何人かの人が「今車内なので後で・・・・」と電話を切るが、ほとんどはそのまま話している。
 心臓のペースメーカーを入れている友達に聞いたところでは、「全然問題と感じたことはない。」といっているし、当局の宣伝とは別にこれだけ沢山の人々が車内で携帯電話を使っていて、何か事故が発生したと言う話を聞いたことがない。
 では何故当局は執拗に放送を流すのだろうか。つまりは彼等も特に障害が起こるとは考えていないが、万が一何かが起こったときのエクススキューズとして言っているのである。つまりお役所は万事において、このような逃げ道を作って、責任を回避しているに過ぎないと思う。そんなことでいちいち責任を持ってもらわなければならない国民も情けないと思うが。

コメント

_ pon ― 2007年02月09日 13時20分04秒

携帯にはいろいろとまだ学説があるようで、実際にペースメーカーに影響のあるという人もいるようです。
つまり、立証されていないということを聞いたことがあります。
ですから、慎重になるんだと思います。

何せ人の命にかかわることですから・・・。
一応、きちんとした状態でないわけですから、万が一ということも考えての対応だと思います。

私の町でも、役所内は有線でして、無線で使用しているパソコン教室にはペースメーカーの使用をしているかどうかを聞いています。

やはりこればかりは確立した定説がないだけに仕方ないのではないでしょうか?

_ KAJI ― 2007年02月09日 14時34分36秒

ponさん、全くその通りなのですが、車内ではそのようなアナウンスがあっても、皆平気で携帯を取り出して、メール打ったり、ゲームをしたりしています。つまり、有名無実になっています。私が言いたかったことはことと左様に役所のやることは本音と建前があるということです。

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