野次馬評論

　ヒトカラという言葉をご存知だろうか。私も最近知った言葉であるが、「一人でカラオケを歌うこと｣だそうである。確かに唄を歌うのは好きだけれども、音程やリズムに何となく自信がなくて、人前で歌うのをためらう人は多い。私もそうだが、そんな場合に誰にも気兼ねせずに大声で歌えるのはうれしいし、有効なストレス解消になる。 　私はこんな言葉を全く知らない十数年前にある部署に配属されたとき、「ここではカラオケが歌えないと勤まらないよ｣と言われ、早速ＬＤ装置とカラオケディスクを何枚か買ってきた。その後少しづつ枚数が増えて、今では30枚ぐらいになり、知っている曲も100を越えるようになった。 　勿論退職した今では義務で歌う必要なないが、「ヒトカラ｣ではないが時々は楽しんでいる。スピーカーから音を出したのでは近所迷惑になるので、イヤフォーンを使っているので、ボリュームを上げて大声で歌っても外に漏れることはない。 　どうせ我々年寄りが歌う唄は昔覚えた演歌や唱歌であるが、結構楽しんでいる。