何故役所の救済か2005年12月08日 12時10分24秒

 構造設計のサギで、沢山のマンションが被害を受けて、住んでいる住民は立ち退きを命じられ、今後の動向が注目される。最近になって政府はその救済策を打ち出してきた。確かに、建築確認の観点で政府にも落ち度があったということで、このような早急な対応になったと聞くが、何故そのような手厚い救済策が出てくるのか、よく理解できない。  阪神や新潟長岡の震災の場合も倒壊したマンションに住んでいた住民には基本的には「個人責任」と言うことで処理された。若干の見舞金と、期限を切った仮設住宅の提供ぐらいである。基本的には二重のローンを払いながら、新しい住居を確保されたのだと思う。  従って、ある期間公営住宅を世話するのはいいとして、何故、政府が不良建物を買い取って建て替えるのか、よく分からない。後ろめたい政治家がいるのではないかと勘ぐらざるを得ない。