南京大虐殺が記憶遺産に登録 ― 2015年10月14日 21時10分13秒
この度、第二次世界大戦中の「南京大虐殺」がユネスコの記憶資産に登録されたという。

これに対して、日本政府は「南京大虐殺」は史実に基づかないものであり、中国が犠牲者を30万人と記載しているが、その数字自体架空のものであり、記憶遺産から削除すべきだと主張している。
犠牲者の数が30万人でなかったとしても、10万人か20万人か、ともかく大量の虐殺があったことは事実であり、当時の日本の雰囲気を知っている我々世代からすると、支那人(当時は中国の人々をこう呼んでいた)はチャンコロと言われて、日本人よりもはるかに低い人種と理解されていたので、これを殺戮することに大きな抵抗はなかったと思われる。
この「南京大虐殺」を記憶資産に登録したことに対して、あろうことか、その対抗処置として、日本政府は「ユネスコへの拠出金を凍結すべき」との意見が出ているという。何を考えているのか全く理解できない。それほど第二次世界大戦を賛美したいのだろうか。その延長線上に「安保法案」があるように思う。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。