イスラム国を攻撃する2014年09月13日 12時56分18秒

 イラクとシリアでジハード戦略を進める自称「イスラム国」の兵士がアメリカの記者を公開処刑したことに刺激を受け、オバマ大統領はこのイスラム国への攻撃を開始すると宣言した。

 イスラム国の兵士を構成しているのはイラクとシリアの人々だけではなくて、特にヨーロッパで職もなく生活できない若者が大挙流入していると言う。つまり、イスラム圏対アメリカの対立と言うよりは、平和を求め、安定した生活を求める人々の蜂起と考えるべきである。

 そのような人々に対して、これを一掃するような攻撃を加えるよりも、その金を使ってでも、かれらが安心して暮らせるような生活基盤を築いてあげる方がはるかに衝突を避けるのに有効な手段だと思うし、平和主義者のオバマ大統領としてはそのような方策を取りたいのだと思うが、国内の軍需族をはじめとする世論に押されて、またまた泥沼の戦争を始めることになってしまったことは大変残念である。

キリスト教を信奉するアメリカがどうして、人もし右の頬を打たば、どうして左を向けないのだろうか。


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