国債増発への心配2011年01月11日 13時28分02秒

 民主党主体の政権で初めての独自で策定されたという来年度予算案ができて、今月始まる国会で審議に入るという。

 巷間言われているように、二年続けて実収入を超える国債を発行するという。その規模44.3兆円を新たに発行することになるが、この膨大な金額を従来通り国内で消化できるのだろうか。

 消化できるのか、消化できないのかは(自分の素人考えでは)国債の金利がどう動いていくかが目安になると思っている。つまり、買ってくれるところがなくなってくれば、当然ながら金利を上げて買い易くするしかないわけである。

 その意味で、日々国債の金利の動きに注目しているが、昨年まで安定して1%以下に抑えられていた金利が年末当たりから急に1%を超えるようになって、現在では1.2%ぐらいになっている。

 この程度の金利の上昇は特に問題ないのか、或いはこれから来年度の44兆円を国債が売り出される状況に対して、今以上に金利を上げる必要があるのか、その上で消化できるのか、際限のない心配が膨らんでくる。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック