普天間基地の移転(再)2010年04月21日 13時19分13秒

 普天間基地の移転先として、徳之島が検討されているようであるが、早々に3つの町長が受け入れ拒否を表明して暗礁に乗り上げてきている。

 そのような状況の中でも鳩山首相は特に困った風には見えない。どころか、そのような国内の騒ぎをあざ笑うかのように「五月後半には、今日のような五月晴れになることを期待している。」と極めて楽観的に受け止めているようである。

 とすると、私がこの前のブログで書いたように、或いは首相は最初から「米国領土への移設」一本に絞って、隠密裏に交渉さしてきているのではなかろうか。沖縄だ、徳之島だと騒がしているのは一種のかく乱戦術かもしれないと思うようになってきた。

 誰が秘密裏に誰と交渉しているのかは分からないが、その成果が出始めているのではなかろうか。そうでなかったら、いくら世情に疎い首相だとて、あと40日に迫った期限を控えて、これほど悠然とはできないのではないだろうか。もしそのような筋書きで普天間基地の移転先が決まるようなら、首相の力量だけでなく、民主党の支持が大幅に回復するのではと思案する。