アフガニスタンへの増派2009年12月06日 19時38分38秒


 オバマ大統領は(かねての計画通り)アフガニスタンに3万人の兵力を増派するという。その結果アメリカ兵の合計は10万人になり、国内世論の反対を考慮して、2011年の7月には引き上げを始めるという。ビン・ラディンを捕まえるためなのだろうか。捕まるのだろうか。捕まえたら、テロ騒ぎは治まるのだろうか。

 オバマ大統領は核兵器を廃絶すると宣言して、ノーベル平和賞を貰ったことからは全く逆の政策であるように感じる。聖書の中に(詳しいわけではないが)「他人もし汝の右の頬を打たば、左を向けよ」という教えがあるが、キリスト教徒として、どうして殺戮で物事を解決しようとしているか分からない。

寧ろ、その兵力派兵に使われるお金を使って、アフガニスタンの貧しい人たちのために家を建てたり、インフラや田畑を整備して、暮らしが成り立つような政策を採った方が、彼等の支持が得られ、平和への道が近いのではなかろうか。



コメント

_ 甚六 ― 2009年12月09日 00時21分44秒

背に腹は代えられぬ、それをしないと、立場を失うような背景が薄っすらと覗えますね。
想像を絶する裏事情が在るやのお国柄ですから。
勿論、今までは日本もその型枠にドップリと浸かっていたと観た方が何かと分かりやすい気が致します。
因みに、優柔不断そうに観える鳩山さんの意外なシタタカさ?に、対抗勢力はなりふり構わずのプロパガンダを展開してますね。
情報は創られもし、真実も知られなければ存在しないに等しい由。
来年は新年早々、世界的に大きな展開が有りそうな予感が致します。

_ KAJI ― 2009年12月09日 14時43分56秒

 自然農法の甚六さん、お立ち寄り有難うございます。

 意味深いコメントを書いていただいていますので、どのように応答さしていただいたらいいのか迷う所ですが、鳩山さんはアメリカに普天間基地をそっくりグァムに移してくれと言うのではないかと想像しています。

 アメリカの思惑に遠慮せず、はっきりと日本の主張を言うことこそが、対等な関係だと思うからです。

 側近はごたごた言うでしょうが、オバマさんがどう裁定するかに掛かっていますね。日本側にかなりの負担を強いられるでしょうが、オバマさんは飲むのではないかと思いますが。そうなれば面白いですね。

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