高速道路料金の無料化2009年09月21日 15時49分53秒

 民主党はマニフェストで、「高速道路料金」の原則無料化を打ち出している。私は大賛成である。あの高速道路網が発達したアメリカでさえ、ほとんどの道は無料である。サンフランシスコ近郊ではベイブリッジを渡るのに1$、ゴールデンゲートブリッジを渡るのに4$か5$とられた記憶があるが、一般の高速道は総て無料である。

 そうでなくても、自動車には重量税だのガソリン税だのが掛かっており、充分な負担をしているように思う。この方針に対して国民の7割が反対していると言うが、その理由が分からない。沢山の車がひしめき合って、渋滞を起こし、CO2撒き散らすと言われているが、今やっているように、そうでなくても込み合う週末にだけ料金を下げるからであり、いつでも無料となれば、必要な時しか利用しないのではなかろうか。

 それとCO2のことについては、高速道よりも信号で止められる一般道の方がはるかにCO2を撒き散らしていると思う。

 それと一般的には、利用者が個人をイメージしているが、大量に行き来する貨物の運送費が大幅に安くなり、経済的には大きなメリットに繋がると思う。今現在、日本の内需を拡大し、経済を回復させるのが最大の課題だとすると、この政策は大きな切っ掛けになるように思う。