増税論議2008年11月10日 08時15分26秒

 麻生首相が3年後に消費税の増税を示唆したとして論議になっている。国と地方を合わせて1000兆を超えるような借金があり、又年々医療、介護を中心とした福祉の費用が増大している折から、増税が検討されることは当然のことと受け止めている。

 例えば、北欧スエーデンでは国民に高率の税負担を強いているが、恵まれた福祉社会を実現している。何が高率の税負担を許容しているのか。それは政府に対する絶大な信頼があるからではなかろうか。政治家が裏表なく、真に国民のことを考えて施策を追行していることを国民が知っているからだと思う。

 日本の場合、一般的には政治に対する信頼性が非常に低いのが現状である。国民のためと称して道路を作っているが、地方には不似合いな高規格の道路を作って、結局は建設会社に金が流れ、寄付という形で政治家に還流するような仕組みがあったり、一方では障害者の支援を打ち切ったり、介護費用を減額したりしておきながら、一方ではタクシー酒場は論外としても、余ったお金で不必要なものをわんさか買い込んで、捨てているような無駄なことをやっている政治家に我々はうんざりしている。

 我々は真に国民のためになる政治をやってくれる誠実な政治家の出現を待望しており、真に増税が国民を幸せに導くようなそんな政治を期待しているのである。

コメント

_ pon ― 2008年11月10日 23時32分18秒

大体今回の給付金は絶対におかしい。

緊急経済対策といいつつ、全然迷走して緊急になっていない。
それに、一人12000円配ばるより、増税をしない方向で考えて欲しいです。

私は増税がいけないというわけではない。

しかし、今のムダの多い状況下で、増税しますよっていうのは国民が納得できるものなのでしょうか・・・。

_ KAJI ― 2008年11月11日 12時23分15秒

ponさん、ほんとに今回の給付金はおかしいですね。我国では真に国民のためになるような政治をやってくれる政治家は出てこないのでしょうか。

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