オリンピック選手の選考2008年04月16日 07時42分26秒

樹源寺の桜も散り始めていました。
 昨夜水泳のオリンピック選手を決める大会をテレビで見た。出場選手として選ばれる条件は二つあって、一つは二位以内に入ること、もう一つは水連が決めた標準記録を突破することである。極めて明快で、選手がゴールした瞬間に、「出場が決まりました。」とアナウーサーが叫んでいた。

 水泳連盟も嘗ては不明朗な選手選考をやって、選手自身からはもとより、一般の視聴者からも苦情が殺到した経緯があり、それなりの改革が進んだ結果を反映してのことで、大変喜ばしいことである。

 確かに、昨夜の柴田のようにアテネで金を取りながら、その日の体調不良で標準記録に達しないで涙を呑むことはある。そのような運不運を含めて、総合力が試されるのだから仕方がない。

 女子柔道の選考と比べて、このような明確な選考基準を作って選ぶことで、選手には過酷かもしれないが、落ちたとしても、理由がはっきりしているだけに敗戦を受け入れ易いのではないかと思う。

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