ピック病2007年02月26日 10時05分44秒

 今朝の新聞に若年性痴呆症の一種で「ピック病」について書かれていた。この病気は前頭葉と側頭葉に萎縮が認められ、色んな症状がある中で特に「万引き」をする傾向にあるとのことである。しかも本人はその「万引き」をしたという事実をよく憶えていないのだそうである。
 50台のお役人が万引きで懲戒解雇され、家族が医者に見せた所、この「ピック病」と分かったとのことで、解雇取り消しを求めて裁判になっているとのことである。
 タバコが止められないのは一種の病気だということを以前に書いたが、今回病気が原因で万引きをすることがあることを知った。と言って許される話ではないと思うが、病気だとすると周りがいち早く気がついて、医者に見せることが必要になる。と同時にこのような報道がなされると、本来大部分を占める犯罪としての万引き犯が仮病を使って逃げられないように注意が必要である。
 それとはやや違うが、某大学教授が何度も捕まったような、痴漢やセクハラ行為もある種の脳障害によるのではないかと思っている。両方共に普通の人の感覚では全く考えられない行為だからである。

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