飲酒運転による事故2006年08月30日 20時43分15秒

 飲酒運転で悲惨な事故が頻発している。恐らく事故を起こした運転者本人もものすごく後悔していることと思う。このような事故を減らそうとして、法律的にも強化されて、罰則が数段厳しくなっているのに、どうしてこの種の事故がなくならないのだろうか。
 酒を飲んで運転した人が全員事故を起こすわけではない。逆に考えると、飲酒運転をしている人の大部分は何の事故も起こさずに目的地に着いているのである。そこが盲点になっているように思う。つまり、酒を飲んでいても「自分だけは事故を起こさないだろう。或いは起こすはずが無い。」という甘い観測のもとに運転してしまうことである。
 自分だけは捕まらないだろうと思って万引きしたり、痴漢したり、或いは自分だけは肺ガンにならないだろうと思ってタバコを吸い続けたり、人間と言うのは自分のこととなると、意外と楽観的に予測する習性があるようだ。
 だから、それこそ死刑にでもしない限り駄目だろうが、それよりどこかのメーカーが開発していたように運転者の呼気にアルコール分を検出したらエンジンが掛からないようにでもしないとこの種の事故はなくならないと思う。