小沢さんは古い体質2006年04月13日 13時59分13秒

 小沢さんが民主党の党首に選ばれたことで、小泉さんが彼こそ古い時代の自民党の体質を受け継いでいる人だとコメントしていたが、何となくそうかなと思う点がある。
 党首に就任したときの演説で、「政権交代することが目標で、政権交代するためには過半数の議席を取ることである。」(そんなことは分かりきっていることだが)そこで小泉さんよりもすごい政策を出して、国民を引き付けるのかと思ったら、「要するに選挙に勝つということであり、そのためには普段から自分の選挙区をこまめに回って、選挙に備えろ」と言うことだったようだ。
 まだまだ田舎ではそのような色彩があるが、小泉さんが郵政民営化をうたって、新人候補を全く地縁のないところに送り込んで、勝利したことを思うと、もはや地縁血縁、つまりつながりで戦う選挙はもう古いのではないだろうか。
 千葉の補選で小沢さんが先ず打ったことが、地元の建設業界や何とか団体への根回しだったと言うのは何とも古い体質の自民党的で心寒い思いがしている。