戦争のできる国2015年09月20日 08時48分27秒

 2015年9月19日を9.19として永遠に記憶していこう。この日日本は70年間続けてきた「戦争のできない国」から「戦争のできる国」に大きく180度転換した日である。多少とも前回の戦争を知っている世代としては「なんでこんな国ににしたんだ」という悲しい気持ちになっている。

 しかも、この戦争法案を可決するのに、定員の半数以上を占めている与党が、常軌を逸した強行採決で通さざるを得なかったごり押しが、いかに危険な法案であったかを示していると思う。

 それにしても、(何度もこのブログに書いてきたが)大変不思議なのは、これだけ世論は「戦争法案反対」であり、連日のデモも国会周辺で、その声が途切れることはなく、学者先生方も文化人も歴代の法制庁長官も元の最高裁の裁判官までもが、この法案は違憲であると断じているにもかかわらず、自民党の議員が全員賛成に回っていることである。

 さらに不思議なのは公明党の最大に選挙応援母体である創価学会の有志が戦争法案への反対署名簿を提出したにもかかわらず、公明党はこれを受け取らないという。

 与党に議員は「魂を悪魔に売り渡した」のだろうか