沖縄の米軍基地2014年01月21日 09時41分17秒

 日本における米軍基地の75%が沖縄にあると言う。中でも普天間基地は市街地の真ん中にあって、騒音も酷いし、危険だと言うことで、長年にわたって移設することが検討されてきたが、今日現在実現していない。

 普天間基地の移転先として辺野古の海岸が候補に上がり、、これも長年にわたり相争ってきたが、今回反対派の与那嶺市長が誕生したことで、更にもめそうな様相を呈してきている。

 このように、米軍基地の移転問題は国内政治の一環として進められているようであるが、①どうして日本にはこんなに沢山の米軍基地が必要なのだろうか、②これだけ日本国内で政府と地元住民との間で揉めているのに、アメリカはどうしてもっと積極的に解決しようと動かないのだろうか。③日本政府はどうしてもっとアメリカ政府と交渉しようとしないのだろうか。
 
アメリカが沖縄にこれほど大規模な基地を持たなければならない理由は分からないが、日本の国をアメリカの一領土として扱っているとしか思えないのである。こんな間抜けた独立国が世界にあるのだろうか。

 首相の靖国神社参拝で「失望した」と言うぐらいだったら、与那嶺市長の当選に「失望した」と言ってもいいのではないか。どちらもアメリカの国益に沿わない事象だからである。どうにも腑に落ちないことばかりである。

コメント

_ ぼけ ― 2014年01月29日 21時23分05秒

個人でも強大な暴力に遭遇したら、自衛する手段がなければ蹂躙されるし、死も有り得る、なってから後悔しても遅い、対策を講ずるべきで立地条件からすれば沖縄でしょう、 神奈川県は2番目に基地が多くあるが首都の近くでこれも受忍すべきではないですか・・・
歴史上も、現在も暴力、戦争は現実なのです、9条で平和が担保できるとお考えですか?

_ KAJI ― 2014年01月30日 09時23分59秒

ぼけさん、お立ち寄りありがとうございます。

私たち先の戦争体験者としては、どんなことをしても戦争にならないようにしたいと思っています。一旦戦争になったら、勝っても負けても大変不幸なことになるのです。

_ とろ ― 2014年02月05日 20時43分17秒

私自身は戦争の経験はありませんが、死んだ父親は戦争に行きました。
まだ16歳の少年だったのです。
そして、戦争が終わり、自分が生き残ってしまったことに長い間苦しんでいました。
そういう父を見ると、戦争は絶対にしてはならないと思います。
いかなる理由があろうとも、戦争を回避するように努力すべきであるし、簡単にはできないようにすべきだと思います。

戦争は勝ち負けの問題ではないと思います、

_ KAJI ― 2014年02月05日 21時07分18秒

 とろさん、お久しぶりです。お元気でお過ごしでしょうか。

全くおっしゃてる通りだと思います。お父さんが16歳で戦争に駆り出されましたか。それでも、結果として命を落とさずに、ご帰還されたことは不幸中の幸いだったと思います。

 確かに当時は、天皇陛下のために(日本国を守るために)死ぬことが日本人として最高の名誉だと教えられていましたので、お父さんの心情はよく理解できます。しかし、それは間違っていたのです。

 戦争を回避できるのならば、無人島の一つや二つ差し上げてもいいのではと思っている位いです。(極論ですが)

_ とろ ― 2014年02月06日 09時02分22秒

私は自分の父親を見てきて、絶対に戦争はいけないことだと思いました。
何が集団的自衛権だと憤慨しています。
長く生き残ったことを恥じ、酒におぼれて、暴れて、病気にもなりました。
自分として生きるようになったのはいつからかはわかりませんが、前向きになるまでにはかなりの年月が必要だったと記憶しています。

戦争はするのも、されるのもいけません。
そんなことを言う前に、国は外交努力をもっとして、国民は世論形成をすべきです。
憲法改正だとか、憲法解釈の変更だとか、そんなことをいう前に自分が第一線で働いてみなさいと言いたいです。
国会議員・大臣の代わりはいくらでもいる世の中ですから・・・。
極端すぎましたが、絶対に戦争はしてはいけないと思っています。

_ KAJI ― 2014年02月06日 16時38分10秒

 とろさん、おっしゃる通り、戦争は絶対にしてはなりません。安倍政権が進めようとしていることは大変に危険な方向だと思います。

 彼らが戦争を決めても、死ぬのは今の若い人達です。そんなことで国が成り立っていかないことは、過去の戦争体験から明らかです。安倍さんには戦争体験がなく、我国の立場ばっかりを気にしているようですが、そんなものは国民の幸せとは無縁のものです。

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