野球2題2008年08月02日 15時56分43秒

ダリヤ園の花
 桐生第一高校の野球部員が女子学生にワイセツ行為をしたとして警察に捕まった。折りしも、夏の高校野球で同校は群馬県の予選で優勝して、既に甲子園に入っていたが、その不祥事を受けて本戦出場について高野連で審議した。

 結論としては、「出場選手ではなかった」ことと「野球部員ではあっても,」活動とは関係のないところで発生した1名による事件」ということで、出場できることとなった。

 高校野球の本質は先ず教育にあり、従って出場とか、勝負とか以前に公正さがあり、フェアーな姿勢が重要である。その意味からこのような事件を起こしたことは学校の教育に問題があったと言うべきであり、本戦出場を許すべきではなかったし、自発的に辞退すべきであったと強く思う。

 もう一つは、北京オリンピックの野球の試合で国際野球連盟は急遽[タイブレーク制]を実施することを決定した。日本チーム監督の星野さんはいち早く、「タイブレーク制反対」の声明を出したが、これは残念ながら全く見当はずれの声明だったと思う。

 つまり、野球は今回の北京オリンピックを最期に中止されるのに対して、その最大の理由となった「競技時間が掛かり過ぎる」ことに対する対策として、このタイブレークが実施されるわけであり、この結果によっては将来のオリンピックで復活するかもしれない重大な施策を,単に自分達が充分検討する時間が無いという理由で反対すると言うのはお門違いであり、全く理解できない。