政府のメディア統制2016年03月01日 09時24分44秒

 総務相の高市氏が「偏向放送をしたメディアの電波を止める」と発言したことに対して、ジャーナリストから「怒り」の声が上がっている。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/02/29/journalists-criticizes_n_9346558.html?ir=Japan
何が偏向放送かは本来国民が判断すべきものであるのに、時の政府が行うというご都合主義である。

 我々戦中派としては、このような政府による言論統制に対し、戦時中の「大本営発表」を思い出す。当時の政府も自分たちに都合の悪いことは一切放送させず、国民に真実を知らせようとしなかった。この二の舞を現政権が目指しているのかと疑いたくなるような事態である。

 更には、政府の意向なのか、それを受けての放送局の自粛姿勢なのかわからないが、「辛口のコメンテーター」が一斉に降板させられる事態に至っている。テレビ朝日の古館さん、ニュース23の岸井さん、NHK「クローズアップ現代」の国谷さんなど楽しみに視聴してきた面々がこの4月から降板するという。

 日本は安部ヒットラーのもと、国民にとって恐ろしい時代に入っていくように感じるのは自分だけだろうか。

巨人高木投手の野球賭博発覚2016年03月09日 12時37分15秒

 新たに巨人高木投手の野球賭博関与が発覚した。先に、同じ巨人の3投手が野球賭博関与で永久追放されていることから、別に関与した人が出てくるのは予測されたし、当然の帰結だと考えている。

 しかし、分からないのはこの事態を受けて、渡辺最高顧問、白石オーナー、桃井会長が引責辞任したことである。高木投手と言えば巨人の選手の中でも末端に属する「中継ぎ投手」であったことを考えると、何故球界大御所のナベツネさんが責任を取って辞めなければならなかったのか。全く不可解である。

 これを推察すると、先に3選手の賭博関与が発覚したとき、当然球団としては他に該当者がいないかどうかの調査に入ったと思うが、そのときナベツネさんから「これ以上の関与者を出すな」と強い指示があったのではなかろうか。

 それに対して、新しく関与者が出たことで、自分に責任あ回ってこないように、さっさと辞任したのではなかろうか。こんな人が牛耳っていた球団に活力など生まれるはずはないと思う。


清原と桑田2016年03月20日 10時10分08秒

 昨日、清原被告が釈放され、病院に直行したようである。これに対して、同僚の桑田が「彼が輝く姿を見たみたい」とコメントしたという。しかし、清原の心情を考えると、「お前にだけは言ってもらいたくない」といっているのではなかろうか。

 1985年清原、桑田がPL学園を卒業した年、プロ野球のドラフト会議の前に、熱烈な巨人フアンの清原は巨人から指名を受けると望んでおり、桑田は早稲田大学に入ると周りに宣伝して、他球団からの指名を敬遠していながら、秘かに巨人から一位指名を受けて入団した。清原は桑田と巨人にだまし討ちにあい、泣く泣く西武に行かざるを得なかった。

 あの時、桑田が言葉通り早稲田に行って、清原が巨人に入っていれば、彼の人生は180度違っていたのではないかと思う。その原因を作った桑田が清原にアドバイスする資格もないし、全く心に響くものもない。桑田の発言そのものが全く白々しいものに聞こえるのは私だけだろうか。