パソコンによる確定申告2009年03月13日 11時10分59秒

三渓園の池に浮かぶ水鳥
 今年は何としてもパソコンを使った税務の確定申告をしようと決心した。途中色んなトラブルに会い、挫けそうになって、何度も諦めようとしたが、ほぼ丸4日かかって、目的を達成することが出来た。

 今からその経過をトレースしろと言われても、出来ないかもしれない。私の無知にもよるが、あまりにも複雑である。困ったことを上げてみたい。
  1)住其カードを登録するのに、各種のソフトをダウンロードする必要があるが、これが問題で、ダウンロードしようとすると必ずパソコンの方が「これは認証されていない危険なサイトだから、直ちに中止することを推奨します。」という警告文が出る。この警告を無視して進めるが、ものによってはパソコンの方が完全に「拒否」してダウンロードできなくなる。その場合はセキュリティーソフトの機能を一時的に殺して、ようやく手に入れることが出来た。

 2)住其カードから電子証明書や納税手続きにもそれぞれ暗証番号があって、設定するが、各種の実行画面で要求されている暗証番号がどのものなのかが良く分からなくて、困った。

 3)要所要所で「保存するように」との指示が出て実行するが、後でこれを開こうとしても、開けないことが多く、全く役に立たなかった。殊に確定申告の入力画面は何回も書かされる羽目になった。

 いずれにしても、日頃多少はパソコンに親しんでいる自分でさえこのように梃子摺ったわけだから、一般の人がどれ位達成できているかは大変疑問である。これも財務省の天下り先を確保する手段だったのではないかと疑っている。国民が使うかどうかは全く配慮されていないように思う。

コメント

_ pon ― 2009年03月15日 17時46分41秒

電子申告をすると控除があるそうですね。

ですから、私もやってみたいのですが、どうも親しめない。
っていうことで、今年もある控除があって確定申告(還付申告)が必要となりましたが、また紙ベースで申告しました。

もっとシンプルにできないものか・・・。

大体国がやるものっていつも複雑すぎますね。

_ KAJI ― 2009年03月15日 19時16分22秒

ponさん、電子による申請で5000円の還付がありますが、住民登録カードの作製で500円、電子証明書の作製で500円払わなければなりません。それと、この住其カードを読み取るためのカードリーダーを買うのに2,500円ぐらいかかります。それに役所への交通費を入れますと、あまり得にはなりません。

それと、書きましたように、とにかく分かりにくいのです。私の場合は意地でもやろうという決心でやりましたので、何とか行き付きましたが、普通だとギブアップしていたと思います。

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