特待生制度(再)2007年05月07日 12時38分57秒

 予想したとおり、特待生制度を活用(?)してる高校は私立を中心に数百校にのぼり、甲子園で活躍した学校の大部分が制度化していることが判明した。
 この特待生制度を禁止した協約は昭和25年に出来て以来、高野連を含めて、この制度が守られていないことは周知の事実であり、そのような協約があったこと自体を知らなかった関係者もあったと聞く。
 昨日のどこかのTV番組で面白い比較をしている人がいて、「憲法における自衛隊の存在と同じで、協約にあっても事実上世間的には黙認されてきたことを高野連はこの時期にどうして持ち出す必要があったのか。」というものである。
 そのほかのスポーツ選手には認められている特待生制度が野球にだけ適用されない理由が理解できないし、時代錯誤の規約が残っていること自体が問題で、この問題は裏金とかと言った不透明なやり取りとは根本的に違うことに留意すべきである。
 結局、罪のない選手にその被害が及ぶことは、ひいては日本野球の発展に大きな支障となることは目に見えている。高野連は自分達の怠慢を認めて、野球協約を早急に改定すべきである。

タクシー二題2007年05月10日 21時12分36秒

 一つはタクシーが全面的に禁煙になると言う話。
 大賛成である。かねてより、タバコ臭いタクシーに辟易していたので、この処置は大歓迎である。それもお客が吸うのならともかく、運転手の喫煙の場合は車の中に臭いが染み付いていて、一寸窓を開けたぐらいでは抜けないで、思わず降りたくなったこともあった。どうしてもっと早くこの処置が出来なかったのだろうか。

 もう一つはタクシー料金の値上げの動きである。
 自由競争の時代なのだから、値上げするのも値下げするのも自由だと思うが、値上げして本当に運転手の給料が改善するのか疑問であるように思う。つまり、これまで気軽に利用していた人がこの値上げで乗る頻度が落ちることが考えられるからである。
 それより、現在は料金体系が昼間と深夜の二本立てであるのを、もっと増やして、昼間通常の乗車に対しては低料金に設定して利用しやすくし、雨降りや、夜間とか利用者の増える時間帯ではそれなりの料金に設定して、需給関係に応じた料金体系が出来ないかと私案する。

小学生の英語教育2007年05月18日 13時10分56秒

 今年から一部の小学校で英語教育が始まっており、来年からか、全国で実施される運びと聞いている。
 私自身が海外で仕事をするのに、英語がうまく聞き取れなくて苦労した経験から、単純に子どもの時から英会話を勉強できていたら、もっとましなコミュニケーションが出来ただろうとの反省の意味で、従来からこの方針には賛成していた。
 しかし、まさかとは思うが、これがアメリカによる日本の植民地政策の一環だとしたら、背筋が寒くなってくる思いである。
 最近の政策が「憲法の改正」にしろ、「集団的自衛権の確立」でも、あの[郵政民営化]でさえアメリカの指示だと聞くと、この問題もあながち夢物語ではないのかも、と疑いたくなってくる。

松岡大臣の自殺2007年05月28日 20時39分10秒

 何とか還元水で話題を撒いた松岡大臣、彼の国会答弁を聞いていると、マトモナ人間の心を持った人なのだろうかと、不思議に思っていた。それがここに来て「自殺」という形で決着を付けたと言うことは、彼にも人並みの感情があり、これまでの不祥事に対し密かに悩んでいたかと思うと、逆にホッとした気持ちになる。
しかし、単に現状からの逃避で自殺を選んだのだとしたら、何おか況やである。

糸の切れた年金手帳2007年05月31日 20時21分59秒

 誰のものか分からない年金手帳が5000万以上あるというのは一体どういうことだろうか。社会保険庁は一体何をやっていたのだろうか。会社を替わるごとに年金番号が変わっていたとか、名前やその読み方が間違っていたとか、役所にしては杜撰過ぎる。
 自分はそんなに会社を替わったわけでもないので、大丈夫とは思うが、念のため、インターネットで「年金個人情報提供サービス」を受けようとしたら、IDとパスワードが必要とのこと。早速家族3人分を請求した。(混んでるらしくて随分時間が掛かった)
 そしたら、15桁の受付番号はすぐに送られてきたのに、肝心のIDとパスワードは2週間後に郵送されるとのこと。いちいち書類を封筒に入れるときに間違わないか心配になってきた。しかも全国から何百万何千万の申し込みがあると思われるので、その郵便代だけでもものすごい金額になるはずである。
 問題はそれで何が分かるのかと言うことである。